Q.Yシャツのアイロンをきれいにかけれません、コツはありますか?
A.せわしくアイロンを動かさず、ゆっくり動かしてください。衿やカフス(袖口)など、細かいところから順に広いところを最後にあてるのもコツです。アイロンを持つ反対の手で生地を伸ばしながら、ゆっくりかけていくことが大事です。
手順
1、綿のYシャツはシワになりやすいため、全体を霧吹きで水をかけます。
2、襟・肩・袖・体の順にかけていきます。細かく、できるだけ硬いところからかけていくのがポイントです。
3、襟はワイシャツを着たときに一番目に付く場所です。ていねいにかけていきましょう。衿の右端から中央に向かってかけていきます。
左手は衿の左端をひっぱり、しわが伸びるようにゆっくりかけます。
4、袖口は広げて裏からかけます。衿と同じ要領で端からかけていきます。裏が終わってから表もかけます。
5、肩の部分はアイロン台の角に広げて、立体的にかけていきます。大半のアイロン台は片側の角が丸くなっているので、そのカーブに生地の立体を合わせる感じで使います。
肩と衿の境目など、立体的で細かいところはアイロン皺がいかないようにアイロンの先端部分を使って丁寧にあてていきます。生地が重なっている部分はスチームも使ってください。
6、ここから面積が大きい前身ごろの表側にかけます。シャツの生地が厚い部分は最初に前身ごろも裏側にアイロンをかけます。薄い部分は表側だけで大丈夫です。ボタン周りをかけるときもせわしく動かさず、アイロン全体を使いしっかり押さえてください。
7、襟と身ごろの境目は生地が重なり、縫い目もあるところです。小じわが寄ることが多いので、スチームもつかいながら丁寧にかけます。
8、前身ごろが終われば、次は後ろ身ごろです。真ん中などにタックがある場合は、手でかたちをととのえてからしっかりアイロンをかけます。このころにははじめにかけた霧吹きも乾いている可能性があるので、もう一度霧吹きをかけ、全体のシワをきれいに伸ばします。
仕上がったYシャツは余熱でシワができやすいです。余熱が取れるまでは、ハンガーにかけてつるしておくのがおすすめです。
それでもやっぱりプロの仕上がりにはかなわない!
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