仕事が終わって、早く家に帰りたい。
家までたどり着いて、ドアノブを触ろうとしたら「バチっ!!」
静電気が痛い!!
最近寒くなってきて、静電気がバチバチなんてことも増えてきました。
冬場に多い静電気、なんとかしたいですね。
今回は静電気の発生原因や、対策について書いていきます。
そもそのなんで静電気が起こるの?
この世にある物体はどんなものでも、+(プラス)と-(マイナス)の電気を持っています。
ドアノブも服も車のドアもです。
ただ、マイナスの電気は物体から移動しやすいため
マイナス電気がいなくなった物体にはプラスの電気ばっかり。
この状態を「帯電」と言います。
ここまでくると、よく聞く話になります。
たくさんのプラス電気たちは、マイナスの電気との結合を求めて移動します。
その瞬間に電気が流れて、静電気と言われる放電現象が起きます。
人間は乾燥している冬の間、服の摩擦等によりプラス電気が帯電していることが多く
ドアを触る瞬間に、バチっと静電気が起こることが多いのです。
有効な静電気対策は?
■壁を触る
ドアノブは金属であることが多く、電気を通しやすいので
ドアをあける前に、コンクリートの壁などに触り
自分にたまっているプラス電気を逃がしてからドアノブに触れると効果あります。
お手軽でいいですよね。
■帯電しやすい服の組み合わせを避ける
冬はたくさん着込みます。
いろいろな素材どうしがこすれあうことにより、静電気が発生します。
ウールやレーヨンなどはプラスの電気が帯電しやすく、
アクリルやポリエステルはマイナスに帯電しやすいです。
プラスに帯電しやすいものと、マイナスに帯電しやすいものの電位差が大きいと
静電気は起こりやすくなります。
なかなか難しいですが、なるべくウールとアクリルを重ね着するのを避けるなど
組み合わせを考えるとある程度、静電気の発生を抑えることができます。
夏場は薄着な上に、湿度も高いため帯電することがほとんどないのです。
■保湿をしっかりする
静電気がバチバチ来やすい人と、そうでない人の違いには
乾燥しているかどうかが関係しているといわれています。
■静電気防止スプレーを振る
冬場はタイツの上にスカートを履くことが多いです。
そうなると、静電気の力でスカートが足にはり付いてくることが多いです。
静電気防止スプレーには海面活性剤が入っており
水分を引き寄せやすいため、静電気を防止してくれます。
使ってみてはいかがでしょうか。
以上、冬場に多い静電気についてのお話でした。
上手に静電気を防止し、冬服のおしゃれを楽しみたいですね。
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