ドライクリーニングとは?
クリーニング屋さんでよく聞くドライクリーニング。
実際にどんなことをしているのでしょうか?
家での洗濯は、水と洗剤を使って服などをきれいにします。
ドライクリーニングは「ドライ」という文字が入っているので
乾いた状態で、クリーニングするのかな?
というイメージがありますが、実際には
工業ガソリンなどの有機溶剤を使って洗濯をしています。
ドライクリーニングの発見!
このドライクリーニングですが、いつごろからはじまったのでしょうか。
19世紀頃、フランス人の染色業者ジャン・ジョリさんという人が、
こぼしてしまったランプの油(カンフェン)が、テーブルクロスの
模様を消したことを偶然発見したことからはじまったといわれています。
現在はカンフェンは使われず、パークロエチレンや石油系溶剤が使われることが多いです。
その後、1855年のパリ万国博覧会でドライクリーニングが紹介され、
ドイツで発達し、欧州各国以外にアメリカにも広まって
日本には1900年台初頭に入って入ってきたと言われています。
ドライクリーニングの強み
油溶性の汚れは水では落ちにくく、ドライクリーニングの溶剤の方が
汚れが落ちやすい場合があります。
口紅やちょっとした油染みは、ドライクリーニングのほうが
すっきりしたりします。
またウールやカシミヤなど、動物性の繊維で出来上がっている衣類は
水洗いによって、縮みや型崩れが起こることがありますが
ドライクリーニングではそういったことが起こりにくく
生地の素材によっては、やさしい洗い方になります。
ご家庭での洗濯でドライクリーニングは難しいので
衣類のことでお悩みありましたら、ぜひプロのクリーニング店で。
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